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DAY 04
4

体重を預ける

歩行の正体は、「左右の重心移動」の連続。

「歩く」って、一体どんな動きか、考えたことはありますか?

実は――片足に全体重を預け、もう片方を前に出して、体重を移す。ただこれだけです。

つまり、歩行の本質は、筋力で足を前に出すことではなく、片側に体重を預けられること。ここがスムーズにできないと、全ての歩行トラブルが起きます。

?「預けられない」と何が起きるか

片側にしっかり体重を預けないと、反対の足は宙に浮けないのです。浮けないから、引きずるように前に出す。すると、つま先が引っかかる。これがつまずきの正体の一つです。

また、預けた側の足に床からの反力(床反力)が入ることで、身体は「今、自分はこっち側に乗っている」という感覚を得ます。これが欠けると、歩行は「フラフラした移動」になり、バランスが取れません。

つまり、歩行=筋力で進む動きではなく、歩行=感覚と重心の対話なのです。

病院で言われがち

「足が上がらないから太もも前の筋肉を鍛えて」

実はこう

足が上がらないのは、反対側に体重を預けられていないから。筋力不足ではない

!今日のワーク(約3分)

  1. 立って、足を腰幅に開きます。
  2. ゆっくり、右足に体重を100%預ける。左足が床から軽く浮くくらいまで。
  3. 真ん中に戻ってから、左足に100%預ける
  4. これをゆっくり10往復。焦らず、重心が本当に乗りきる瞬間を待ちます。
MINI CHECK

片側に乗ったとき、どちらがやりにくいですか?やりにくい側の足に、あなたの身体の「詰まり」があります。靴底がすり減っているのと、おそらく同じ側です。

多くの方が、こう感じます

  • 「歩くってこの動きの連続なんだ」と腑に落ちる
  • 預けきった側の足裏に、じんわり感覚が戻ってくる
  • 終わった後、歩き出しが明らかに軽い
  • 左右でこんなに差があったのか、と驚く
— こんな方がいらっしゃいました —

50代女性。マラソン愛好家でしたが、ここ数年ペースが上がらない。片足立ちをしてもらうと、右は10秒、左は3秒でした。筋力は明らかに十分。でも、左に体重を預ける感覚が薄かった。預ける練習をしてから、タイムが2分短縮したと嬉しそうに報告してくれました。

明日へ

動きが変わったら、次は「目線」。
実は姿勢は、身体ではなくがつくっている――
そんなお話を。